> 【部屋探しの大前提】絶対に知っておいてほしいこと <

部屋探しをするときにあなたがすべき3つのこと<その3>

 

その3> 仲介手数料を確認する

仲介手数料を確認すること、これも絶対にやりましょう。

 

カモネギオ

あのさ、身近に詳しい人いないかなーって考えてみたんだけどさ、そもそも僕、家族はこの辺おらんし、友達おらんかったわ(笑)

 

だしのり

ご安心ください。ここに私がおります。

 

カモネギオ

…(いや、フォローせい!)。

 

だしのり

もしカモ様が天涯孤独でも、まだ出来ることはあります!

 

仲介手数料は何パーセント?

 

「やっぱり身近にそういった知り合いがいないよ」という方は、仲介手数料が何パーセントかを一つの判断基準にしましょう。気になっている物件を1つ2つ、インターネットから問い合わせをし、「初期費用の見積書を頂きたいです」と書いておきます。ただ「初期費用を知りたい」だけだと総額しか教えてくれないこともあるので、「見積書が欲しい」という旨を伝えて下さい。

 

だしのり

条件が全く違う物件を一気に何件も問い合わせをしてきて、全部「見積書をくれ!」だと、正直萎えますけど…。

程々にお願いしますね。

 

さてさて、仲介手数料(もしくは媒介手数料)という項目の金額はいくらになっていますか?

 

仲介手数料の計算方法

 

仲介手数料というのは不動産会社の気分で決まっているわけではなく、宅地建物取引業法(通称:宅建業法)に基づき計算されています。

 

宅地建物取引業法【たくちたてものとりひきぎょうほう

宅地建物取引業を営む者について免許制度を実施し、その事業に対し必要な規制を行うことにより、その業務の適正な運営と宅地及び建物の取引の公正とを確保するとともに、宅地建物取引業の健全な発達を促進し、もつて購入者等の利益の保護と宅地及び建物の流通の円滑化とを図ることを目的とする、日本の法律。通称宅建業法。所管官庁は国土交通省。

ウィキペディアより引用

 

はい、よく分かりませんね。要は、不動産業界の法律です。
そしてその宅建業法によると、仲介手数料は法律によって定められているということなんですね。

仲介手数料の計算方法は下記の通りです。

 

仲介手数料の計算方法

家賃×○%×消費税=仲介手数料

○○%のところは、例えば「仲介手数料1ヶ月」なら「100%」です。大手のエイブルやミニミニの直営店は「仲介手数料0.5カ月」と宣伝していますので、その場合は「50%」ですね。

※あくまで「家賃」に対してです。共益費・管理費は含まれません。

 

駐車場手数料の計算方法

駐車料×○%=駐車場手数料

家賃だけではなく、実は駐車場の契約にも手数料がかかります。
駐車場手数料は「1ヶ月分」、つまり「100%」かかるところが多いでしょうか。


駐車場は課税対象になっている(ところが多い)ため、既に消費税込みの表記です。駐車場手数料を計算するときに消費税をかけなくても大丈夫です。一見、消費税がかかっていなさそうな場合は内税になっていると思います。

 

補足

「仲介手数料」と「駐車場手数料」が別々に書かれていることもありますし、まとめて「仲介手数料」と書いてあるところもあります。が、本来は別々に記載すべきものです。

<例えば>
家賃70,000円、駐車場5,500円で、仲介手数料100%、駐車場手数料100%の場合、合算して 「仲介手数料82,500円」と記載してあるとしましょう。
そうすると、本来頂ける仲介手数料の上限は77,000円。なのに仲介手数料として上限以上の金額を頂いていることになるので、正確には「仲介手数料77,000円」、「駐車場手数料5,500円」と記載しなければなりません。

もし、仲介手数料が「家賃×消費税」以上の金額だった場合は、よっぽど駐車場手数料が加算されているのだと思いますが、その会社はコンプライアンス意識(?)がちょっと低いような気がします…。

 

ちょっと計算してみましょう

 

では実際に計算してみましょう。消費税は10%です。
割合が100%(1ヶ月)の場合、消費税を加算して110%、つまり1.1をかけます。
また、割合が50%(0.5ヶ月)の場合、消費税を加算して55%、つまり0.55をかけることになりますね。

ケース①~⑤は仲介手数料の金額を、ケース⑥~⑧は仲介手数料の割合を求めてます。  

 

ケース①
家賃80,000円
駐車場なし
仲介手数料(割合)100%
駐車場手数料(割合)なし
 
仲介手数料(金額)88,000円
計算式 80,000円×1.1

 

ケース②
家賃100,000円
駐車場11,000円(税込)
仲介手数料(割合)100%
駐車場手数料(割合)100%
 
仲介手数料(金額)121,000円
計算式 (100,000円×1.1)+11,000円

 

ケース③
家賃90,000円
駐車場なし
仲介手数料(割合)1ヶ月
駐車場手数料(割合)なし
 
仲介手数料(金額)99,000円
計算式 99,000円×1.1

 

ケース④
家賃75,000円
駐車場5,500円 (税込)
仲介手数料(割合)0.5ヶ月
駐車場手数料(割合)1ヶ月
 
仲介手数料(金額)41,250円
駐車場手数料(金額)5,500円
計算式 75,000円×0.55 と 5,500円 × 1

 

ケース⑤
家賃66,000円
駐車場8,000円 (税込)
仲介手数料(割合)50%
駐車場手数料(割合)50%
 
仲介手数料(金額)40,300円
計算式 (66,000円×0.55)+(8,000円×0.5)

 

ケース⑥
家賃59,000円
駐車場なし
仲介手数料(金額)32,450円
駐車場手数料(金額)なし
 
仲介手数料(割合)50%
計算式 32,450円÷59,000円

 

ケース⑦
家賃92,000円
駐車場11,000円 (税込)
仲介手数料(金額)112,200円
 
仲介手数料(割合)100%
駐車場手数料(割合)100%
計算式 (112,200円ー11,000円)÷92,000円

 

ケース⑧
家賃77,000円
駐車場6,600円 (税込)
仲介手数料(金額)48,950円
 
仲介手数料(割合)50%
駐車場手数料(割合)100%
計算式 (48,950円ー6,600円)÷77,000円

 

実はね…

 

だしのり

何となくお分かり頂けました?そしてちょっと申し上げにくい事実をお伝えしますね…。

実は…

 

 

 

宅建業法上…

 

 

 

  

 

なんと!

あなたから頂ける仲介手数料は、本来50%が上限なんです!!!

 

カモネギオ

なんだとー!じゃあなんで1ヶ月分請求してくるところがあるんだよっっ!!!

 

ほんとこれはそう思いますよね。これはですね、賃借人(借りる方)が「いいよ。仲介手数料、本当は0.5ヶ月分らしいけど、僕は1ヶ月分の払うよ!」と承諾して頂いた場合に限り、1ヶ月分(100%)受領することが出来るようになっておりまして…って、

 

 

そんな奇特な人います?

 

 

いないですよね。そしてさらに言うと、賃借人(借りる方)からではなく、賃貸人(貸す方)から、つまり大家さんが仲介手数料を払ったっていいんです!

じゃあなんで?


これはもう不動産業界の悪しき習慣とでも言いましょうか。昔はほら、物件が少なく、借りたい人が多かったじゃないですか。もう建てれば決まる時代だったんですよ(僕は知らないけど)。礼金だって1~2ヶ月分払うのが当たり前だった時代に、宅建業法通りに「いや、仲介手数料は0.5ヶ月じゃないとダメっしょ?僕は承諾しないよ!」なんて言おうものなら、「じゃああなたとは契約しないわ」と大家さんから断られてしまいます。つまり借りれなかったんです。結局借りたいなら言われるがまま1ヶ月分払うしかないのですよ。


でも今はだいぶ変わってきてますよね。建てれば決まるっていう時代じゃない。だから最初から「0.5ヶ月分でいいです」と宣伝している会社もあります。けど、その流れは簡単に変わるものではなさそうで、すぐに決まっちゃうような人気のある物件で、ましてやそれが専任物件だったら、普通に仲介手数料1ヶ月分でも決まるんです。礼金があっても決まるんです。やっぱり行きつく先は、需要と供給のバランスですね。

※下記の記事もご参考下さい。

 

まぁとにかく、当たり前のように仲介手数料1ヶ月分を請求していた時代の名残りです。

 

まずはこれから始めてください

 

  • 初期費用の見積もりを出してもらおう。
  • 仲介手数料の金額を確認しよう。

  

 

ではまた。