> 【部屋探しの大前提】絶対に知っておいてほしいこと <

賃貸物件の昔と今。2

前回(賃貸物件の昔と今。)は賃貸市場の大まかな変化を学んだそもそもくん。

そもそもくん

そもそもさ、間取りって何なの?

 

だしのり

部屋の配置のことだよ。キッチンがここ、トイレがここ、部屋は何部屋ある、とかそういうの。

 

そもそもくん

それも昔と今で変化したってこと?

 

そうなんです、昔と今で間取りも変化しました。

時代と共に、当然のことながら間取りも変化しています。際立った変化と言えば、”DK”から”LDK”が増えていったことでしょうか。 そもそも「DKとLDKの違いは?」 ですが、DK=ダイニングキッチンで、料理を作り、食事をするところ、LDK=リビングダイニングキッチンで、料理を作り、食事をし、くつろぐところのことです。「何帖からDK?LDK?」とよく聞かれますが、実は具体的な定義はないそうで。と、この業界に入ったばかりの時はそう聞きましたが、近頃はまぁ細かくなってきましたので、一応は” 不動産公正取引協議会連合会 ”というところがある程度の目安を作ったそうです。

居室の数が1つ

・キッチンスペース/4.5帖以上 → DK

・キッチンスペース/8帖以上 → LDK


 

◆ 1Kの説明です ◆

 

◆ 1DKの説明です ◆

 

◆ 1LDKの説明です ◆

居室の数が2つ

・キッチンスペース/6帖以上 → DK

・キッチンスペース/10帖以上 → LDK


 

◆ 2Kの説明です ◆

 

◆ 2DKの説明です ◆

 

◆ 2LDKの説明です ◆

そもそもくん

そもそもさ、「1K」「1DK」「1LDK」は英語で「ワン」…「ケー」「ディーケー」「エルディーケー」なのにさ、「2K」「2DK」「2LDK」は日本語で「ニ」…「ケー」「ディーケー」「エルディーケー」なのさ?

 

だしのり

(僕は違和感あるけど「ツーケー」「ツーディーケー」「ツーエルディーケー」とも言うかな。でも待った。「3K」「3DK」「3LDK」はよっぽど「スリー」じゃなくて「サン」だよな…あーめんどくさい。)
…知らんがな。

ベストフォー、ベストエイト、ベストじゅうろくって言うでしょ?それと同じ感じじゃない?

 

居室の数で言い方を変えるというのはいささか疑問ですが、とりあえずは不動産会社毎の違いをなくすために決めたんでしょう。不動産会社は、一昔前は本当に適当でしたからね…。最近でこそ”おとり広告”、”誇大広告”と言われて行政処分がなされることもありますが、一昔前なら「あーその物件決まっちゃいましたねー」とか、「あーすんません間違ってましたかねー」で終わり。別に今でもあると思いますけど、昔よりは気にするようになりました。

不動産業界の杜撰さはさて置き、ではなぜ、DKからLDKにシフトしたんでしょうか。これは…なんででしょう?(笑)
”女性の社会進出”も影響しているんじゃないでしょうかね。昔は、男女の役割分担が決まっていました。男は仕事、女は家事、ですね。”男子厨房に入るべからず”なんて言葉もある(あった)くらいですから、食事の準備は女性がするものだったわけです。女性の社会進出が進み、”男子もちょっとは厨房に入った方がいいんじゃないの?”となり、役割分担は薄れてきました。今では”厨房に入れない男子なんてダセエ”ぐらいになってるかも…。それと、TVの普及や、TV番組のバラエティ化も進み、「TV観たい!料理しながらでもTV観たい!」ってなったりとか?また、食事は”ただ生きるために必要な行為”だったのが、”楽しむ”という要素も加わり、くつろぐスペースが必要になってきたのかな…とか。

まぁ、時代の流れです!!

もちろん地域差はあると思いますが、大体2000年前後くらいからDKがなくなり、LDKが増えてきた印象です。近年では中々DKの新築物件をお目にかかることはほとんどありません。
流行りの”リノベーション(大規模なリフォーム)”でも、DKからLDKにしていますね。

【追記:2020年12月25日】
これはよくよく調べたら 私の生息している地域は でした。
1DKも2DKも3DKも、新築であるんですね。知らないって怖い(笑)
あー恥ずかしっ…

DKの減少と共に少なくなってしまったのが、”和室”です。これも時代の流れには抗えませんが、和室があると表替え等をしないといけませんので退去時の負担が大きくなるんですね。入居者か大家さんどちらかが払うんですが、じゃあもう最初からなくていいんじゃないの、となってしまうわけです。個人的にはDKも和室も結構好きなので少々残念ではあります。子育て世帯には和室はオススメなんですけどねぇ…。

細かなところですが、築年数が新しくなると”段差”がなくなるんですよ。これは比べてみると感じます。段差がないのは、存外、素晴らしいことです。そういう進化のメリットはもちろん新しい物件の方が享受しやすいですが、間取りの良し悪し、好き嫌いは人それぞれですので、流行りの間取りがLDKだからと言って、そういう物件を選ぶのはもったいない気がします。物件選びに正解はありませんので、ぜひご自分のスタイルや感覚で決めてみて下さい。

ではまた。